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131)今熊野観音寺 西国15番
黄金の落葉降積む京都一赤い紅葉の下 |
132)安楽寺
真っ赤に染まる石段散紅葉 安楽寺
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133)湯たくさん茶くれん寺
秀吉のエピソード残る尼寺 |
134)化野念仏寺 
無数の石仏を見守る 紅葉の木々 |
135)弁慶石
岩手より恋しい京へ戻ってきた不思議な石 |
山門の石段が真っ赤に染まる散紅葉が印象的な鹿ケ谷にある安楽寺。
7月25日の中風封じのカボチャ供養でも有名だ。
安楽寺は、法然の弟子である住蓮房(じゅうれんぼう)と安楽房(あんらくぼう)が
念仏同情「鹿ケ谷草庵」を近くに開いたのが始まり。

その後仏教に救いを求めた後鳥羽院の女御松虫と鈴虫が、
安楽寺にて内密に出家をしたことから、院の怒りを買い、念仏は禁止、道場は荒廃。
住蓮房と安楽房は死刑、法然は流刑になった。

のちに法然上人は二人の死を悼み、供養のため住蓮山安楽寺をつくった。

1681年に現在地に本堂が移され、伽藍も建立された。

安楽寺のこの由緒を、松虫、鈴虫像のある本堂にて住職が丁寧に説明して下さる。
そこには椅子が数脚用意してあった。足の不自由な方にもやさしい心遣いがある。
人で溢れる京都の紅葉シーズンに、ゆっくりと座らせて寺の由緒を説明してくれる寺は、
一体いくつあるだろう。

お布施の箱が置いてあったので、少しばかり小銭を入れて逃げるように立ち去った。
施しをした方には安楽寺のハガキを下さるとの事だったのだが、頂くまでもない金額を
入れたから。 するとすぐに住職が走ってきて「ハガキをどうぞ」と言う。
心がほんのり温かくなった。1枚のハガキをとてもとても有りがたく頂戴した。
こんな小さな事まで心配りをされている安楽寺の住職とはどのような人なのだろう。
そう思って頂いたチラシなどを拝見した。
「安楽寺は、かつての寺が担っていた芸術・文化の発信や交流を
今の時代に沿った形で多くの方々にお届けしたい」との信念をお持ちの住職は
寺を芸術作品のギャラリーとして公開したり等の活動をされていらっしゃるとのこと。
この日も沖縄の若きシーサー作家 宮城光男さんの作品があちこちに
飾ってあり、野外ギャラリーのようであった。
安楽寺の美しすぎる紅葉はもちろんおすすめだが、それだけでは無い何かも
この寺には溢れている。きっかけは何でもいい。是非1度2度と足を運んで欲しい。
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