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イノダコーヒ本店にほど近く、和菓子浜土産(5月中旬〜9月中旬限定)が特に有名な亀屋則克は、
昔ながらの座売りスタイルでいつも我々を迎えてくれる。
本当は予約をしなければいけないのだが、急に和菓子が食べたくなってふらりと暖簾をくぐることがある。
時間が遅いと生菓子は売り切れていることが多いのだが、干菓子の方は大抵大丈夫である。
観光客の方は入りにくいと思うが、とても気のいい方達が迎えてくれるのでお気軽に。
不在の場合は奥に向かって声をかけるといい。

和菓子作りの小道具(木型など)や箪笥が並ぶ小さな帳場の畳の上には、季節の干菓子。
春は例えば梅、桜、蕨、蝶など。見た目も華やか。

おもたせ用に蝶と蕨と桜を頂いて、自宅用にも蕨と桜。大きなサイズは1300円ほど。半分の箱もある。
日持ちもするし、亀屋則克は百貨店出店などはされていないので、京土産にいいと思う。
さて、干菓子の蕨は豆の味が強く、桜はほんのりと化粧粉のような香りがある。少し噛めばコリコリっとした食感。
和三盆のまろっとした口解けのものとは異なり、より気軽に頂ける。

さて、今日の生菓子は・・・重箱の和菓子を拝見させてもらう。
色鮮やかな菜の花のきんとん、そして実は桜のこなしをお願いしたのだが、何故かわらびになっていた(笑)。
まあ、こういう事もたまにある。

先日頂いたのは、桜のきんとん。できたてのきんとんは柔らかくて、滑らかで、中のこし餡はさらさらと口の中を流れる。
亀屋則克さんの特徴かと思うのだが、潔く甘い。抹茶と頂くと本当に丁度良い風で、
和菓子を食べたという充足感で満たされる。
当方はふらりとお邪魔して、無ければ無いでまた明日となるが、観光でお越しの方は(特に生菓子)
電話予約の上、お求めになる方が良いであろう。
夏の和菓子浜土産(はまづと)と祇園祭限定葛焼きの情報を追加しました。2008.7


お客さんが来るので、亀屋則克へ。今や全国的進出している和菓子店も多いので、できれば京都だけで味わえるものでもてなしたい。
そんな時にはやはり亀屋則克。特にこの季節の葛焼きは祇園さんの紋が入ったものになるので祇園祭の雰囲気も味わってもらえる。
綺麗な済んだ餡は葛と練りこんであるもので、水羊羹のような爽やかさがある。
現在頂けるきんとんは緑の葉に水滴がきらきらと光るイメージのもの。鮮やかな緑色と、甘い漉し餡が抹茶とよく合う。

こちらは5〜9月中旬頃から登場する夏の和菓子、亀屋則克と言えば「浜土産(はまづと)」が思い浮かぶほど馴染みのもの。
蛤の貝の中に琥珀羹をつめ、さらにその中に浜納豆を1つ浮かべたもの。ちょっと滲んだ感じがより涼しさを誘う。
竹籠(10個〜)に入ったものもあり、贈答用にはこちらをおすすめする。日持ちは1週間。冷蔵庫で保存すれば1ヶ月ほどOKだそうで、
地方発送にも対応してもらえる。また、自宅用には1個(330円)からでも求めることができる。
貝と呼ばれる浜土産(はまづと)はよく冷やして頂く。
密封された貝の間をつめやようじでぱかっと開くと黄金色の琥珀羹がきらきらと光っている。
ちょっと弾力があって甘い。味は琥珀飴、そう昔かなり流行した飴「純露」を想像してもらうといいだろう。
中の浜納豆が驚くほど塩っぱいので、見事に味のアクセントとなっている。
落雁以外に持ち帰りもできる夏限定の和菓子浜土産(はまづと)。
京都でしか味わえない夏の和菓子、お土産にもきっと喜ばれると思う。
夏の和菓子浜土産(はまづと)と8月の生菓子、干菓子を追加しました。2008.8


この季節のおもたせには日持ちなどにも気を使う。見ためも涼しげで夏らしくて京都らしいもの。
やはり伺うのはご近所の亀屋則克。はまぐりが籠に入った浜土産がいい。
この季節はお店も地方発送に大忙し。この浜土産は生菓子と違って送ってもらうことができるのだ。
手前の編笠入りは3000円ちょっと、竹籠入りは5000円ほど。
浜土産は1つ330円(包装税込)で、籠にこだわらなければ1つから購入できる。

そろそろお盆だが、仏前用に干菓子も良いと思う。
この季節日持ちも気になるし、生ものだと気を遣わせることになるから我が家ではお干菓子を供えることが多い。
ピンクなど色使いが気になるかもしれないが、古い仏さんなら賑やかなものがいいそうだ。
蝶々、シキミ、千鳥、帆掛け舟、ナデシコ等。色々と揃っている。勿論黄白の水引で用意してくれる。
秋の干菓子「月うさぎ」を追加しました。
2008.8

五山の送り火が過ぎると嘘のように気温が下がってきた。最高気温30度でも涼しいと感じるようになったほど、
今年の夏は猛暑であった。9月に入って残暑が戻るとのことだがどうだろう。
亀屋則克では既に秋の和菓子が並んでいる。まるで季節の変わり目を表現したかのように、
畳の上には夏の干菓子と一緒に月うさぎ。和菓子の目に見える季節感はいいものだ。
9月の中ごろには観月の行事ももりだくさん。
白とピンクのうさぎに、まんまるのお月さん。かわいいなあ。秋らしいなあ。
こんなお土産もらったらきっと嬉しくなるに違いない。

秋の干菓子「俵・銀杏」を追加しました。
2008.10

朝晩の気温が下がってきて、段々と秋も深まっている。
郊外の田んぼでは稲刈りが進み、街路樹は色づいて、銀杏の木の下ではぎんなんのあの香り。
亀屋則克でも干菓子の秋が深まっている。
実りを閉じ込める俵にオレンジ色に色づいた銀杏。秋のおもたせにどうぞ。小箱730円。
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