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京都府庁の西側、町家がちらほらと並ぶ油小路に町並みに溶け込む穏やかな町家カフェがある。ことばのはおと。

観光客の方は二条城拝観の際に立ち寄るとわかりやすい。二条城を堀川通沿いに上り(北上)、
一本東の路に入る。そこが油小路。あとは左手を見ながら下長者町通まで歩けばいい。

格子が美しい町家に涼しげな暖簾が揺れる。風のようにそっと玄関をくぐり、靴を脱いで引き戸を開ける。
格子窓が美しく見渡せるテーブルに座る。古書と茶房 ことばのはおとと書かれているように、
見渡せば本棚にはたくさんの本が並んでいる。テーブルには落書き帳。ことばのばおとで時間を過ごした
人達が思い思いにメッセージを書き込んでいる。

さて、こんな中途半端な時間にやってきたのだが、多くの女性で賑やかだ。
忙しい時間にお邪魔してしまったかなと思っているとやさしそうな奥さんがお茶を運んでくれる。
青春ごはんのキャッチがついたはおとランチプレートランチ980円を注文。
あとは気長に本でも選んで待つだけ。急いでいる時に来てはいけない。
ことばのはおと時間は非常にゆるやかだからだ。
こんな午後の昼下がりに本を読んでいると、うとうと。
ことばのはおとはどんな音なんだろうなどと考えたり、友人と次の旅の予定を考えたり。
この空間は仕事の事を忘れさせる。

眠る前にはおとランチプレートランチ登場(笑)。
とてもやさしそうなイケメンのご主人がそっと運んでくれる。
先ほどから隣のテーブルから良いだしの香り。この味噌汁だったのだ。
運ばれた味噌汁を覗き込んで、うっとりする。
メインはワンプレートで、 今日はおくらのあえもの、かぼちゃの煮物、サラダ、
豚肉のうすぎりを卵でつつんだかつ風のものに白米。
バランス良く少しずつのせられている。ボリュームはどうかと思ったが、この豚肉がなかなかボリューミー。
サラダのトマトをつまむところんと底に梅干が転がっていて、微笑ましい。

飲み物はランチタイムは200円引きなので、つけたかったのだが、仕事があるので今日は諦めた。
今度は評判のスイーツを食べに来よう。奥さんとご主人に見送られながら、現実世界に戻るのであった。

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