|
京大の近く吉田山山頂に異次元カフェがある。その名は茂庵。

銀閣寺側から行くと、小さな入り口があり、住宅地の中の石畳を少々のぼる。
茂庵までの 道々では、大文字山 (東山如意ケ嶽)、くつろぐ猫などを見ることができる。
いよいよ山の中へ入ったという頃、木造校舎のようなカフェが現れる。ここまで徒歩10分くらい。
この建物は大正時代の事業家、のちに裏千家に入門した谷川茂次郎が建てた茶荘だそうだ。
日差しを避けて夕刻にふらふらお茶でもと思ってやってきたのだが、なんと満席。
言葉を聞いていると観光客の方が多そうだ。何かで紹介されているのかもしれない。
行列は好きではないが、山の上まで来て他の店に行く気もおきず、しばし1階の待合部屋で過ごす。
パソコンや雑誌が置いてあるかなり大きい部屋に、それでも沢山の人がいる。
それでも時間が良かったのが10分ほどで2階へ。茂庵は小さな正方形のガラスが全体にはめ込まれており
冬の夕刻には、ピンク色に染まる市中を眺めることができる。
新緑の季節には、木々がそれはそれは鮮やかな波のようだ。
ゆっくりしようかと思ったが、この日はもうすぐラストオーダータイムなので軽くケーキと飲み物を。

柚子ジュースと紅茶(いずれも580円)、柚子のシフォンケーキ420円とさつま芋のタルト480円を。
はじめに出される水のグラスが美しい。これはオリジナルグラスで店内で購入が可能だ(ちょっとお値段高し) 。
きらきら光を取り込む薄く繊細なこのグラスを欲しいなとながめつつ、
運ばれた抹茶碗の様な器に入った柚子ジュースを頂く。
ケーキは素朴な手作りケーキで、きちんと生クリームが添えてある。
こちらもまたのせられた陶器がとても素敵だ。
ちょっと来るのは大変だけれど、気持ちが疲れた時に訪れたくなるのは
木々と鳥の鳴き声に囲まれたこのロケーションのせいだろうか。
ちょっと山登りカフェ。茂庵はプチ逃避行したい時にぴったりなのだ。
※茶会などイベント有。ランチは11:30〜14:00
|