京都旅楽【たびたの】
桂離宮前、中村軒は創業明治16年の麦手餅で有名な和菓子店
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桂離宮前、中村軒は創業明治16年の和菓子・甘味屋。 かまどでくぬぎの木を燃やして炊くという餡はすっきりとした甘さで素材の良さを引き立てている。 ![]() 中村軒で有名なのは「かつら饅頭」と「麦代餅(むぎてもち)」。 ![]() かつら饅頭は、久邇宮家から御用拝命をされていたもので、 白い皮にかつらの焼印、中にこし餡が入ったシンプルで上品な一品。 ![]() 一方 麦代餅(むぎてもち)は、ボリュームが有り、腹持ちが良い。 と、いうのも この餅はかつて農家の間食として田畑へ直接届けていたもので、 農作業が終わる頃に その代金を麦で払ってもらった事よりこの名がついたという餅。 昔と同じ原料で作っているというこの餅は、懐かしい味がする。
虫籠窓のある町家造りの中村軒には喫茶スペースも。 麦代餅はもちろん、夏はかき氷や蕨餅、冬はあたたかいぜんざいも楽しめる。 うなぎ茶漬けや雑煮など軽めの食事も。 水無月の日(6月30日:夏越の祓)には厄払いのみな月を求める人で 行列が絶えない。種類は白・抹茶・黒砂糖の3種類。 氷をかたどったういろうに小豆がのった涼しげな夏の和菓子。 中村軒 春の和菓子を追加しました。2007.4.2 中村軒の春の和菓子 さくら餅と花大福を頂いた。どちらもほんのりとしたピンク色がかわいらしい。
![]() 桜餅は道明寺粉使用され、きめのこまかいつぶつぶが歯ざわりよし。 桜の葉の香りが春を深く感じさせてくれる。中にはこしあんが。そのまま桜葉と一緒に頂くと口いっぱいに桜が開花する。 つるつるの柔肌のような餅に桜花の塩漬けが搗きこんである花大福。 食べるのがもったいないくらい綺麗な大福だ。 中には粒あんが入っており、概観のしとやかさとは異なりずっしりと重い食べ応えのある大福。 中村軒 夏の和菓子水鏡を追加しました。2007.8 中村軒の夏の和菓子水鏡を頂いた。水羊羹という包みを開くと、 透明プラスチック制のケースに真四角に入った水羊羹が現れる。 ![]() 一口サイズに分ければ10人分くらいの大きさで、上から覗けばその名の通り、 ぴかぴかとした羊羹に顔が映る。 ![]() ひんやりした水鏡を一口運べば、そのなめらかな口どけに驚く。 寒天、小豆と砂糖のみを使用して作られた水羊羹は、 水のようにさらりと小豆の風味が残る水のような爽快さのある甘さ。 京の地下水の恵みが味わえる究極の水羊羹だ。 この一枚流しの水羊羹には一切添加物が使用されていないので、遠方の方の持ち帰りは難しい。 是非京都にお越しの際に味わって。 中村軒 夏の和菓子水鏡を追加しました。2008.7 今年は猛暑の予感。とにかく暑い。 ![]() 祇園祭見物にやってきた友人を嵐山の方なら多少は涼しかろうと連れて行った。 ![]() そして桂離宮前の中村軒へ誘う。中村軒へ来たいから洛西方面を選んだのはうっすらバレている(笑)。 ![]() 夏に訪れたいのはもちろんお目当てがある。 ![]() それは中村軒のかき氷である。 ¥ ![]() 季節のフレッシュフルーツがかかったかき氷は735円。この季節はマンゴーだが、今年は出が遅かったとのことで、 いちごとマンゴーの両方が注文できる状態だった。 今日の注文は宇治ミルク氷840円とこおり華683円。 ![]() たっぷりの宇治茶シロップととろりと練乳がかけられた宇治ミルク氷は、甘くてほろ苦い。 「薄くなったらどうぞ」と別添えの宇治茶シロップが添えられるのが嬉しい。横には定番の白玉が数個のせられている。 氷の繊細さについては、ほとんどなく、みぞれに近い大雑把さがあり、氷自体には感動は無い。 しかしながら、水の良さ、全体のかき氷の完成度で言うと唸るほど美味なのだ。 一方、女性が喜びそうなうす桃色のこおり華。これは是非一度お試しいただきたい逸品。 氷の上にちょこんと甘酸っぱい梅の果肉が載せられているが、ほんのりと塩味で、氷のアクセントとして最高である。 また梅シロップの爽やかさと言ったら、氷との相性が素晴らしい。 ![]() しゃりしゃりと氷を食べ進めると、底から梅酒ゼリーと煮梅が現れる。 この氷の中でじっと出番を待っていた梅酒ゼリー、きんと冷えていてより美味しさが増している。 口中が氷と化した頃に現れるこの和菓子がまた楽しい。1粒で2度おいしいというのだろうか。 客席も多い中村軒だが、終日多くの人がやってくる。観光客の方よりも地元の人の来店の方が多い。 夏のしつらえの店内には爽やかな風が通っていく。 子供連れで、おじいちゃんおばあちゃんと、カップル、女性グループ・・。見事に客層はばらばらである。 オヤジ同士だけはあまりみかけないが、かき氷好きはそんなことは気にならないのであった。 中村軒 秋の和菓子栗薯蕷(じょうよ)・うさぎ上用を追加しました。2009.10 2009年10月30日は十三夜。お月見の供に桂離宮前の中村軒で2つの和菓子を頂く。 ![]() 月を水に落としたような焼き目のついた栗じょうよは個数限定で286円。 じょうよとはつくね芋をすりおろし、砂糖と上用粉を加え、蒸したものだそうで、 中には砕いた大きな栗がごろごろと入っている。 ねっとりとした生地と洗練された綺麗なキレのある餡はさすが中村軒は美味しいなと思わせてくれる。 ![]() うさぎ上用は248円。見るからにかわいらしいうさぎ。 中には丁寧に作られた栗餡。栗の色になっている。 さて、後は好みの問題なのだが、個人的には中村軒の純粋な餡の味が好きなので、 ストレートに餡の方がいい。さて、ショーケースにはあれこれ悩んでしまうような和菓子が並んでいる。 今宵はどの和菓子をお供えしようか。じっくり悩んでどうぞ。
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| 御菓子司 中村軒 |
京都市西京区桂浅原町61 電話 075−381−2650 営業時間7:30〜18:00 水曜定休 ※高島屋京都店・難波店に直営店あり ※桂離宮前 ※店舗裏手に駐車場あり |
高島屋では中村軒の麦代餅ミニを購入することができます。
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