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六角堂を東へ。堺町への角に立派な町家が見える。
明治18年創業の和菓子店「大極殿」が併設する甘味処栖園(せいえん)。
この店舗は140年の歴史を持つ町家で、普段は大極殿の大きな暖簾がかかっている。
例えば2月には雪の暖簾。盛夏には朝顔。ちょっとした季節が感じられるのが粋だ。
しかしながら、あまりに立派過ぎて入りにくいのだろうか。
それほど混雑することがなく、比較的ゆっくりとできるので、重宝している。

栖園の名物は琥珀流しという寒天冷菓子。
季節ごとに蜜が変わるのが楽しい。例えば桜の季節は桜蜜、6月は梅酒蜜、7月はペパーミント、
8月は冷やしあめ、10月は栗・・といった風。冬季は休みになるので、3月の桜蜜を首を長くして待つファンも多い。

この日は抹茶とわらび餅730円、ぜんざい800円を注文。

坪庭の見える窓側の席に案内されてより落ち着いたひと時。

わらび餅にはきなこがまぶしてあり、好みに応じて別添えの黒蜜をかけていただく。
ぷにぷにとした耳たぶのような食感が素晴らしい。
ぜんざいは透き通った甘い汁の中に美しい小豆が沈み、香ばしく焼けた小さな◎餅が2つ。
ほろりと口の中でとろける甘い小豆に京都矢野園のお茶と塩昆布は名脇役。

夕方であったが、今日はなかなかの賑わい。

今日の和菓子は入口の横にディスプレイされている。

確認も予めできる。

臆せず気軽にどうぞ。

栖園 5月の琥珀流しをUPしました。2008.5

月ごとに変わる琥珀流し。5月は抹茶小豆蜜。

栖園 6月の琥珀流しをUPしました。2008.6

月ごとに変わる琥珀流し。6月は煮梅の蜜。

7月の琥珀流しをUPしました。2008.7


月ごとに変わる琥珀流し。7月は見た目にも爽やかなペパーミントの蜜。
ソーダ水が添えられるのも嬉しい。

栖園夏の暖簾(朝顔 あさがお)の情報を追加しました。2008.7


コンチキチンの祇園囃子が聞こえる頃にかけ替えられる栖園の夏暖簾。
少し離れてみるとはっきり分かるだろう。朝顔(あさがお)。
軒下には 水紋のような涼しげな弦のデザイン、風に揺れるメインの暖簾が涼しげ。
雑誌などでも紹介されているそうで、観光客の方がよく写真を撮りに訪れている。

栖園8月の琥珀流しをUPしました。2008.8

月ごとに変わる琥珀流し。夏真っ盛りの8月には冷やしあめ。生姜がのせられる純日本の風味。

栖園のカキ氷の情報を追加しました。2008.8

連日30度を超えている京都。夏の友といえばカキ氷である。栖園の坪庭を眺めながら頂くカキ氷は風情があっていい。
観光の友人を連れてくると大変喜ばれる。さて、今日も定番の宇治ミルク、梅酒しぐれ(いずれも680円)を注文。
甘味処のカキ氷は黒蜜か宇治だけということも多いのだが、栖園にはレモン、梅酒などの果実系があるのが嬉しい。

薄い口当たりの良いグラスに注がれた麦茶を頂きながら待つこと少し。
ほんわりとした抹茶ミルクがやって来る。まるで春山のような淡い色合い。
かきまぜなくても抹茶とミルクのバランスがいいのでそのまま口に運べる。
強烈に濃い抹茶ではなく、ミルクと融合したやわらかな味わい。
裾には丸くやわらかな白玉。硬くなった白玉は苦手なのだが、栖園のものは初めからのせられてあっても柔らかい。
薄くなったら付け足しできるようにミルクと抹茶、2つのシロップが添えられている。
さて、個人的におすすめなのがもう一方の梅酒しぐれ。
甘酸っぱい梅シロップがまんべんなくかけられ、上に煮梅がのせられている。
少しじゃりっとした氷と味わえば、究極に冷えた梅酒といった風で暑い日にはたまらない。
こちらも薄くなった時に付け足しできるようにと、梅シロップが添えられる。
この爽やかな風味、氷と梅酒の相性の良さ。何度頂いてもうっとりする。

梅酒とあるが、お酒の味はほとんどしない。
梅シロップという感じなので、酒が苦手な方も安心して召し上がれ。
まだまだ残暑厳しい京都の夏、カキ氷があれば何とか乗り切れるのである。

栖園9月の琥珀流しをUPしました。2008.9

月ごとに変わる琥珀流し。日差しはまだ夏の名残。秋の風が少しだけ心地良い9月には今が旬の葡萄。
紫色の秋色の蜜にレーズンが浮かぶ。

栖園10月の琥珀流しをUPしました。2008.10

月ごとに変わる琥珀流し。彼岸すぎからめっきり朝晩が涼しく。秋の味覚いっぱいの10月には小豆と栗。
雲の中から現れた月を水に浮かべたような風流な琥珀流し。

栖園11月の琥珀流しをUPしました。2008.11

月ごとに変わる琥珀流し。紅葉のシーズン、秋が深まる11月は柿の琥珀流し。
よく熟れ、甘く懐かしい味のする。京都は最も人が多く訪れるこの時期、柿の琥珀流しを口にする方は多いのでは?
琥珀流しは来月でしばらくお休み。

栖園12月の琥珀流しをUPしました。2008.12

師走。1年を締めくくる12月の琥珀流しは黒豆。
琥珀流しは12月で当分お休み。桜の季節にふたたび会える事になるが、
琥珀流しファンは今月中に食べ収めを。

栖園12月の琥珀流し、2009年生菓子をUPしました。2008.12

2008年12月。しばし食べられなくなるので、琥珀流しを頂きに。

暖かな店内で冷たい琥珀流しをつるりと。黒蜜に甘く大きな黒豆。暖かくなるまで当分のお別れ。

連れは丸餅が2つ入ったぜんざいを。おやつにするのは十分すぎるボリュームである。
既に迎春生菓子の見本が並んでいる。これを見るのが毎年楽しみだったりする、
2009 年の干支は丑。和菓子店の多くでは丑をホルスタイン模様で表現している。
うずらの卵のようでかわいらしい。
その他、松竹梅を模したもの、花びら餅など見てもめでたき和菓子達。
どれにしようか悩むところである。

大極殿本舗 和菓子の情報を追加しました。2009

≫花背 ≫春庭良(カステラ)徳用 ≫春庭良(カステラ)贈答用

大極殿本舗 和菓子の情報を追加しました。2011.3

目を覆わんばかりの東日本大震災の様子。涙をするも京都には春が訪れている。
2011年3月28日、寒い日が続いていており、予想よりも遅くソメイヨシノ桜の開花宣言が出された。
気が付けば栖園には華やかな春の暖簾がかけられ、桜の琥珀流しがお目見えした。
春を頂きに近く、この暖簾をくぐろう。東日本にも早く春がやってくるように願う。

大極殿本舗 和菓子の情報を追加しました。2011.6

大極殿本舗にはおもたせにしたい和菓子が沢山ある。
≫春庭良(カステラ)贈答用などは有名だが、個人的に大好きなのがすはまの「まめまめ」である。
自宅用や修学旅行生のおみやげにおすすめしたい300円台のお手軽さ。
1000円ほどの箱入りもあるのだが、自宅用にはこちらで十分。

ねっとりとした半生食感と同時に現れるじゃりっと感はたまらない。
空豆の風味よろしく、こっそり一包み食べつくしてしまうのは、家族には内緒の事である。
ただ、それほど日持ちがしないので買いだめはすること無かれ。
日持ちと量を考えるなら、花よせをおすすめする。
自宅用に小さな袋詰めもあるし、贈答用には大中小のカンカン入りがある。

小さなクッキーのようなせんべいや焼き菓子が色とりどりとぎっしり詰められている。

まるで宝箱だ。

一体何種類入っているのだろう。生姜、ニッキ、抹茶、柚子、梅・・・。
小さなせんべいに様々な味が隠れている。
四季とりどり、菊の花、紅葉の形。胡麻せんべいはひょうたん型。
楽しくて美味しくて、こんなに楽しい菓子は無し。
お値段も、大きさに寄るが1000円しなかったりする。一度食べれば虜になることうけあい。
京町家で甘味(オトナ向き)
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