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京都御所近く竹屋通と富小路にある洋食の店 竹富。
ご主人とおかみさんで切り盛りされており、無理のない接客が居心地良い。一人でも気軽に入れる店だ。

玄関を入り、靴を脱いでふすまを開ける。出格子からの光を浴びる水槽のある部屋に続いて坪庭の見える部屋。
あちこちにさらりげなく花が飾られている。
それぞれに大きなテーブルが数台。空いているとどちらの部屋に行こうか少し迷う。
大正6年築の仕舞屋(住居町家)はおばあちゃんの家のような懐かしさだ。
この日はハンバーグ定食を坪庭を見ながら頂く事にした。
先日ランチを食べた時、コロッケと一緒に小さなハンバーグがのっていた。
それが大層旨かったので、今日は大きいのを存分食べようと思ったのだ。
まずは、コンソメベースの非常にさっぱりとのどごしの良いコーンスープ。陶器の器がかわいらしい。
メインのハンバーグは大皿に。時々玉ねぎが存在を現す、薄くて、焼き目の香ばしい手作りの懐かしい味。
甘酸っぱいデミグラソースにちょっと添えてあるカラシを混ぜるとなんとも旨い。
とろとろ半熟の目玉焼き、うどんのようなナポリタンスパ、なんとマヨネーズまで手作りというポテトサラダ。
最後に出されるデミタスコーヒー。小さなカップに濃い味。なんて丁度良い具合なのだろうといつも感心する。
帰りに暖簾越しにごちそうさんと声をかけると「おおきに」と奥から声がする。
虚勢の無い料理に来て良かったと思いながら玄関を出る。そんな洋食の店が竹富である。
※名物のハヤシライス(570円)、生麩カレー(680円)、ポークカツ定食(940円)も美味。
2006年12月に閉店しました。
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