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「リーズナブルに湯豆腐を楽しんで欲しい」こんな思いから明治三十年創業の山本豆腐店が作った とようけ茶屋。

平成4年にできた新しい茶屋だが、3階建ての町家風、何十年もここにあったかのような京都らしい概観だ。

北野天満宮大鳥居の道路を挟んで斜め前にあり、いつも観光客(地元ではTAKE OUTするので)の
長い行列ができているのですぐにわかると思う。

昼時は間違いなく混んでいる。冬の行列は防寒対策を十分に、夏の行列は日焼け対策を万全に。

さて、人気の湯豆腐定食は お通し(山椒がのった丹波黒豆豆腐)、生麩が浮かんだにがり絹ごしの湯豆腐、
小鉢数品(黒豆湯葉、ひろうす−この日は品切れでふくだわら※10種類の具を絞り豆腐でつなぎ、生湯葉で
包んで蒸したもの−など)、お漬物(しば漬け、たくあんなど)、ご飯で1050円。

豆腐はかなり豆の濃い味がするという感じではなく、さっぱりさらっとした味わいだった。
様々な種類を少しづつ味わえるのが楽しい定食だ。

また、名物のとようけ丼は絹豆腐と油揚げ、しいたけなどを甘い出汁でしっかり煮込んで
ご飯の上にかけたもの。
ぷりぷりとした豆腐には、一般向けにだろうか濃い目の味付けがされている。
これにお通し(山椒がのった丹波黒豆豆腐)、小鉢、漬物がついてなんと683円。

「京都で気軽に豆腐料理」はなかなか難しい中、このリーズナブルさは嬉しい限り。
男性には少しボリュームが足りないので一品料理や豆乳ヨーグルトなどを追加するのも良いかもしれない。
とようけ茶屋の名前は穀物の豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)にちなんで、
豊かに恵みを受けるようにと豊受=とようけとつけたとのこと。
「沢山のお客様が来て下さるのは、この女神様のご利益」だと思われている店主の言葉がほほえましい。
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