和歌山旅楽【たびたの】

大阪から車で泉州山脈を越え風吹峠をこえると、根来寺がまず迎えてくれる

根来寺

四季を通じて癒しの世界
根来寺

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11)長谷寺 西国8番
新緑を彩る牡丹が美しい花の寺

12)室生寺
石楠花と五重塔が美しい寺

13)根来寺
四季を通じて癒しの世界
14)紀三井寺 西国2番 
日本一の木造観音立像完成へ
15)野猿
少しドキドキ 人力ロープウェイ
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根来寺

ねごろじ

正式名 新義真言宗総本山根来寺
山号 一乗山


根来寺
6〜7月には美しい紫陽花も

和歌山県岩出市根来2286

電話0736−62−1144

拝観時間
9:00〜16:30(4〜10月)
9:00〜16:00(11〜3月)

拝観料金
大塔・大師堂・大伝法堂・名勝庭園
・光明殿共通内拝観券500円

根来寺
根来の子守歌

根来の子守歌の歌碑がある。
1、 ねんね根来のよう鳴る鐘は
一里聞こえて二里響く

2、 ねんね根来のかくばん山で
としょうじ来いよの鳩が鳴く

「としょうじ来いよ」というのは
「年寄り来いよ」という意味もあるが、
秀吉の根来攻めに
「東照寺・徳川に援軍を求めて
鳩も鳴いた」という意味もあるという。

天正13年3月11日に
秀吉の軍勢10万余りは大阪を出て、
3月23日には風吹峠を越えて
根来寺を焼き打ちしたという光景は、
すさまじいものがあったのでは
ないだろうか。
風吹峠を軍勢が攻め入ってきた
光景が目に浮かぶようだ。

今、根来寺の地に立って、
その歴史に思いを馳せるのも
たまには、いいかも?

根来寺は当時72万石あったという。
後の紀州徳川家が55万5千石というから、大きな勢力を持っていたのだ。

根来の山肌に壮大な宗教都市を
築いていたのだろう。
岸和田方面へも寺領があったという。
全国統一を目指す秀吉には
脅威だったかもしれない。


■ナビ■

・JR和歌山線「岩出駅」
→バス「根来寺」徒歩20分


・阪和道泉南IC15分

■根来寺根来塗■

【根来寺根来塗】銘々皿5枚セット


 【根来寺根来塗】菓子器


漆器の円漆彫茶漬け椀(根来塗り)


名入れ波形夫婦箸


かゆスプーン 根来・曙

■参考本のおとりよせ■


関西花の寺二十五カ所改訂第2版


花の寺で描く、撮る、詠む



駅からウォーキング関西

この記事は和歌山ライター
まこちゃんがお届けしました。


正確には「一乗山新義真言宗総本山根来寺」という。

和歌山といえばご案内は和歌山城が最初かもしれない。
しかし、根来寺の語り部としては、最初は「根来寺」にスポットライトをあてたい。
大阪から車で泉州山脈を越え風吹峠をこえると、根来寺がまず迎えてくれる。


根来寺


7,200本の桜が春には見事に咲き乱れ、にわかカメラマンも腕の見せどころとでもいおうか。
山門には桜がよく似合っているのがなんともうれしい。

根来寺といえば「興教大師・かくばん上人」が
弘法大師の教えを修行されるのに選ばれた地である。

いまから900年ほど前、佐賀県でお生まれになり、奈良、京都で修行をされ、
20歳の時に高野山へ上られた。
当時の高野山の金剛峰寺派との諍いを逃れ根来へ降りてこられたのだ。

「三国一のきりもみ不動」でも有名。
金剛峰寺派の暴徒がかくばん上人を襲おうとして、不動明王の足に槍を突き刺したところ、
お不動さんの足からは真っ赤な血が流れ出たという。
かくばん上人を身代わりになって守られたということから、お参りの方々も多い。
現在は修復中で、遥拝殿からしかお参りができない。


根来寺

根来大塔では是非、大塔の右側の壁の「火縄銃の弾痕の跡」をみてほしい。

みんなが触るので、ツルツルに光っているが豊臣秀吉が根来攻めをしたときの弾痕である。
この大塔と大師堂と大伝法堂だけは戦火から免れた。大塔は国宝に指定。
一階は梁がなく、大日如来さまの「曼荼羅」の世界を立体的に表現され
真言密教の教義を形で表したもの。

二階部分から上に大きな梁があるのが、珍しい工法だ。約半世紀かけて建築されたという。
一階部分の丸い障子にも注目だ!

大塔の写真は全景ではないが。是非この全景は根来寺へ見にきてください。それまでのお楽しみ!
なんとも言えない威風堂々とした塔で、いつまでも眺めていたい大塔です。

大伝法の建物は、焼け残ったのだが、秀吉が管理を依頼した嵯峨野の寺の住職が
何を勘違いしたのか自分に払い下げてもらったと思い込み、
大伝法堂を解体をし、材木を船に乗せ紀ノ川を下り、淀川から京都へ運ぶつもりだったそうだ。
淀川に入ったところで、秀吉の軍勢につかまり処罰され、
材木はその場に下ろされ朽ち果てたそうだ。その場所が大阪の「伝法町」という。


根来寺 根来寺

根来寺の本堂。ここのお庭も是非見て欲しい。
その中に、かくばん上人の「蜜言院発露ざんげの文」が壁に掲げてあるのを是非見て欲しい。

「自分がここにいることによって、誰かがいやな思いをしてはいないだろうか?
私たちは知らず知らずのうちに数えきれないほどの悪をくりかえしている。
カーと怒りにまかせて怒ってはいないだろうか?ケチケチと施をおこなわなかったことはないか?」
他多くの懺悔文。
最後に「仏様、私の懺悔の心を汲み取ってください。
みんなの懺悔を私が代わりにしますからみんなの罪を許してください」とある。

修行を積まれた、かくばん上人でさえ自分に対しての厳しい懺悔をし、戒めておられる。
そして、みんなの代わりに懺悔しますという言葉が胸に突き刺さる。
私は、果たして懺悔をどれほどしなければいけないのだろうと反省の時間・・


根来寺

根来寺へ来られたら見落としてはいけないのが「一乗閣」本堂の山門の右にある。
明治30年建築の旧和歌山県会議事堂。
建築当時洋風建築が主流の中、和風木造の威風堂々とした建物だった。

明治44年に夏目漱石が「現代日本の開花」と題して講演をしたという。
夏目漱石にもふれる時間がつくれるのだ! 

へえ〜この建物で?!としばし感嘆の声で眺めることだろう。
かなり老朽化がはげしいが、修復の計画があり移築の予定である。


根来寺

もじ谷、春の桜に、夏のほたる、秋には真っ赤な紅葉が見事だ!
 根来寺はちょっと疲れたときに、気軽に四季の移り変わりを楽しみながら、
のんびりと散策するのは絶好のポイント!
是非、お越しになってみてください。お待ちしております。(取材 まこちゃん) 



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